2013年3月28日木曜日

9:30 世界にひとつだけ


今日は夏を思わせる蒸し暑さを感じた一日でした。
ラジオからはスキー場の積雪情報が流れているというのに。

今日は保健所から紹介いただいた食品衛生指導員の方がお店を見に来られました。






世界に一つだけのガラス戸。
前にも少し書きましたが、庭にはコンクリートで作られた立派なお風呂がありました。
今回そのお風呂を解体したのですが、その際お風呂で使われていた窓や扉のガラスを取っておいたのでした。
そして、玄関のガラス戸がひび割れたり欠けたり丈が足りなかったりしていたので、それらのお風呂で保護したガラスたちを、下諏訪のwawaさんにお願いして、継いでもらいました。今まで見たことのない、たったひとつだけのガラス戸になりました。wawaさんには店の窓の欠けた部分も継いでもらいました。ありがとうございます。そちらもかわいらしい”継ぎ”に仕上がっていますので、ぜひ見つけてみてほしいです。















2013年3月27日水曜日

床はりと邂逅

ギャラリーとなる2部屋はもともと畳でした。
畳を剥がすと板が一枚敷かれているのみで、それもところどころ穴が開いたりして床下の土が見えるのでした。掘りごたつのところには金物のたらいのようなものがはめこんでありました。

今回は元の床に穴が開いていたり、ミシミシと音のする不安なところもあったので、まず合板をしいて、それから根太を打っていきました。(通常は根太が先で、その上に合板を敷いていくようです。)






それから根太の間に断熱材を敷いていきます。床には水色のスタイロ断熱材を使いました。




それから床材を張っていきます。
床材は知人の親戚の大工さん(前回登場した大工さんとは別人物)から購入しました。
この大工さんもやさしい方で、床の張り方だけでなく、壁材などについてもアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。また、御兄弟が現代美術家だそうで、携帯で作品を見せてもらいましたが、本当に素晴らしい作品でした。いつか実物を拝見したいと思います。


床の張り方については、姉からもらった『リンカラン』という雑誌のリノベーション特集の号もとても参考になりました。雑誌の中では、寺林省二さんという方が床の張り方について教えていて、なんだか聞き覚えのある名前だなあと思っていたら、昔、小学生くらいの時に国立(くにたち)の歩道で買った絵葉書のタイトルが「テラバヤシショウジくん」だったのでした。淡い水彩の肖像画で、ずっと気に入って今もまだ葉書ホルダーにしまっています。寺林さんのプロフィールを見ると、国立に事務所があるそうなので、多分同じ人だと思います。長い余談になりましたが。


床はり作業は理屈や段取りが分かっていても、とても難しく感じました。







2013年3月26日火曜日

BGM





作業中のBGMはもっぱらラジオでした。
古いですが、まだまだ現役のラジオです。
一番音がよく入るFM長野をきいています。

今では一週間の番組表が頭にはいっています。
ラジオをきいていれば時間も分かります。

ラジオでなければ、おそらくクリスマスの時期に広瀬香美をきいたり、カズンの「冬のファンタジー」をきくこともなかったでしょう。

きいていくうちに、DJの声から勝手に顔を想像して、こんな人だと決めつけていましたが、
ネットなどで見てみると私の勝手に抱いていた想像とはかけ離れていました。
これまでの人生で実感し得たこと、「物事は自分の小さな想像をはるかに飛び越えている」ということをここでも感じました。





2013年3月23日土曜日

壁塗りました

改装作業のつづきです。 次は室内の壁です。
既存の室内の壁は、砂壁か、ボードかのどちらかでできていました。
砂壁は渋いうぐいす色のような緑、ボードは砂壁風で、色とりどりのつぶつぶが表面をでこぼこさせているような壁でした。どちらもなかなかほこりが取りにくいのです。
店舗という特色上、衛生的にも美的にも白く塗り替えることにしました。

砂壁は練り漆喰という漆喰風の塗料、
ボードは白ペンキでそれぞれ塗り替えました。

〇砂壁から漆喰風壁へ
まず砂壁をスクレイパーですべてはがします。
ぽろぽろっとはがせるところもあれば、なかなかはがせないところもありますが、
霧吹きでシュッと水分をふくませてからはがすと、確かにぽろぽろとはがれました。
粉塵がすごいので、マスクをしてても鼻をかめば緑の粉がついてきていました。







砂壁のところは天井も含め、すべての部屋を一気にはがしました。
それから、マスキングテープで際を保護して、漆喰を塗っていきます。








遊び心です。今回使った練り漆喰はすでに練ってあるもので自分で練る必要がないので、袋から出してそのまま使えるというものでした。









一度目塗りの状態です。とりあえず薄く薄く伸ばして伸ばして塗っていきました。
コテはホームセンターでプラスチックのものを入手しました。塗り方については何も参照せず、分からないなりにとりあえず塗り始めて、コツをつかんでいきました。大きな面積をたくさん塗ったのでだいぶ上達し、良くも悪くもコテ跡などはあまりないと思います。

が、数か所一度目塗りを手でわーっと行ったところがあり(もちろんビニール手袋をしてです)、そこはさすがに素人が塗った感が満載です。

最初はビニールから直接コテにとって塗っていましたが、途中からは木の板を使いました。木の板に木端をビスで付け持ち手としました。塗料をのせた木の板を左手で持ちながら、右手でコテを動かします。この木の板のアイデアは友人の電気屋さんに教えてもらいました。ただ、ずっと長く木の表面に漆喰風塗料を乗せておくと、木に接している部分の漆喰が黄色っぽくなったり緑っぽくなったりすることがあったので、要注意です。でも仕事ははかどりました。


今回は薄く塗っていったということもあり、すべての場所で二度目塗り→三度目塗りをして完成となりました。






余談ですが、上の梁が曲がっているのもいいです。
とても立派な梁が何本も使われている家です。

2013年3月22日金曜日

内壁のつくり方

前回の外壁に続いては、外壁の裏側となる内壁です。






根太のあいだに断熱材をいれます。
断熱材はグラスウールのもので、「マットエース」という名前のものでした。
(友人の友人の大工さんがガレージに眠らせていたという大量の断熱材を寄付してくださいました。)
マットエースの両脇の耳をぴんと張って隙間なく、ガンタッカーで根太に付けます。
ガンタッカーは、婦女子にとってはだいぶ力のいる道具です。
一日中使うと、夜には右手がワナワナ、手と腕に力が入らない感じになりました。
(ガンタッカーも大工さんにお貸りできました。
本当に優しくてイケメンな大工さんです。ありがとうございます。)

補足:インターネットなどで調べると、断熱材の他に防湿シートなるものも張る場合があるそうですが、大工さんに相談した結果、張らなくても大丈夫と言われたので、今回は張りませんでした。





断熱材を隙間なく、すべて張り終えたら、上から合板を打ちます。
それから、今回は白く塗った木の板をはって、内壁としました。





実作業はとても大変でしたが、作ろうと思えば壁も作れるということがわかりました。

2013年3月18日月曜日

まさかの、壁つくりました

お店となる建物はいわゆる「昔の家」です。
南側の縁側には昭和な雰囲気のサッシのガラス窓がはめこまれていますが、
北側の縁側は障子に雨戸のみ(!)の壁がないという状態でした。
野の者(ねこや鳥)が室内に入った形跡もあります。
そして、壁つくりました。


壁を作るにあたって、まず壁の構造を理解するために、インターネット、雑誌、そして木工職人の友人で「ゴロンドリーナ」の店主・千恵子氏に教えてもらいながら勉強しました。
インターネットではセルフビルドで家を建てられた方などのサイトが大変参考になりました。

それから、どのような壁にするか、窓はどうするか、デザインを練ります。
絵にかいて、必要となる木材の長さや本数を計算します。

実際の作業では、基礎となる根太は千恵子氏が組んでくれました。
(友人として助けてくれた千恵子氏に本当に感謝しています。)
基礎となる根太には2×4材を用いました。





根太が組まれたら、窓以外の壁となる部分に外側から合板をはります。





それから、合板の上に外壁用の防水シートを両面テープで貼ります。防水なので隙間がないように。





防水シートの上から、空気の層を作るための間柱として、1㎝の厚さの材木を全端と一定間隔に打っていきます。ここで使った材木は庭で見つけたものや端材を使いました。色や幅が違うのはそのためです。




それから、ついに外壁をつけます。外壁のみ大工さんより購入しました。
根太から外壁のペンキ塗りまでの実際の作業期間はおよそ3週間ほどでした。



2013年3月17日日曜日

明治23年

お店の建物は明治23年に建てられた(となりのおばあさん曰く)古民家。
何度か手が加えられているようですが、ここ10年近くは空き家でした。
とても広い敷地内には民家のほかに、蔵や、収穫した米の脱穀などに使われる作業場、別棟のお風呂、鶏小屋、犬小屋がありました。
まるで昨日まで住んでいたかのように、生活道具すべてがそのままにされていました。
異世界にとびこんだようで、どきどきわくわく、どきわくしました。

こうして昨年4月よりお店をはじめるべく、改装作業をはじめました。




2013年3月16日土曜日

4月下旬にアノニム・ギャラリーOPENします

長野県茅野市、蓼科のふもとに
自然に、気楽に、アートと出会う
1軒のギャラリーがはじまります。