2016年5月28日土曜日

5月の本棚

毎月一つのテーマで本を集めた「今月の本棚」のコーナー。
5月は版画家の太田二郎さんによる「身体から自分を知る楽しみ」をテーマにした本棚でした。


5月の本棚「身体から自分を知る楽しみ」

1.『鳥の手帖』浦本昌紀監修、尚学図書・言語研究所編集、小学館

2.『野の草の手帖』大場秀章監修、尚学図書・言語研究所編集、小学館

3.『鍼灸臨床医典』間中喜雄著、医道の日本社

4.『薬が病気をつくる』宇田川久美子著、あさ出版

5.『毒と私』由井寅子著、幻冬舎

6.『注文の多い料理店』宮沢賢治作、味戸ケイコ画、岩崎書店

7.『お化けの世界』坪田譲治著、ポプラ社

8.『白いオウム』椋鳩十著、ポプラ社

9.『最新鍼灸医学摘要』柳谷素霊著、東洋鍼灸専門学校

10.『永平寺傘松閣天井繪』馬来田愛岳監修、大本山永平寺・鈴木祖光発行

11.『秘方一本鍼伝書』柳谷素霊著、医道の日本社

12.『馬療鍼灸撮要』平安隠士・泥道人識著、医道の日本社、1760初版、1976復刻

13.『心と体を癒すホメオパシー』由井寅子著、ホメオパシー出版

14.『虫といっしょに庭づくり』ひきちガーデンサービス著、築地書館

15.『ネコを旅して英国ぐるり 英国ネコまみれ紀行』石井理恵子著、新紀元社

16.『蔓延する心の問題は「ゆる体操」で解決できる!』高岡英夫著、日本実業出版社

17.『ホメオパシー in japan』由井寅子著、BABジャパン出版局

18.『分冊 解剖学アトラスⅠ』越智淳三著、文光堂

19.『センター・体軸・正中線』高岡英夫著、ベースボール・マガジン社

20.『高岡英夫の歩き革命』高岡英夫著、学習研究社

21.『雑草と楽しむ庭づくり』ひきちガーデンサービス著、築地書店

22.『神田古本まつり 特選古書即売展出品目録』(平成22、26、27年のもの)


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4月に太田さんとお会いした時には、『デュシャンは語る』を読んでいるという話をしていました。
私も好きな本で、それを聞いて、もう一度読もうと思って、ぱらぱらと読み返しました。
心に引っかかるデュシャンの言葉はそのときどきによって変わりますが、今の私にぐっときたのは以下のような言葉でした。

「まさにいま問題になっている傑作というのは、観客によって決定的に宣告される」というところから「この見る者の社会のせいで作品がもつようになった広告的な側面に、私はいささかうんざりです。見る者は、ノーマルな、まあ少なくともノーマルと言われているような流通過程に無理に作品を入れようとします。見る者の群れは、絵描きの群れよりずっと強力です。」という、p.145-146のあたりです。


デュシャンがルーブルにあまり行かないのは、「問題にされたことなど一度もなかったけれども、実はそこに展示されえたかもしれないほかのタブローではなくて、あれらのタブローがルーブルに飾られるようにと決めたその判断の価値に対して、私が疑いをもっているから」らしいです。

太田さんの本は馬用の鍼灸の本『馬療鍼灸撮要』が図入りでとってもおもしろかったです。










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