2019年3月5日火曜日

【出張展】吉田智彦写真展 in コトバヤ 終了しました







4()をもちまして、上田・コトバヤさんで開催させていただいていた出張アノニム・ギャラリー「吉田智彦写真展 淋しさのかたまり 一万日連続登山に懸けた父親の肖像」が終了いたしました。お越しいただいた皆さま本当にありがとうございました。

この展示は2年前にアノニム・ギャラリーで開催したものを吉田さんがさらに内容を編集し直して巡回したものです。2年前に展示した時の展覧会タイトルは「一万日連続登山に挑んだ男」でしたが、今回は「淋しさのかたまり 一万日連続登山に懸けた父親の肖像」となり、吉田さんの切り口がより鮮明となっています。つまり、「父親(としての東浦奈良男)」の「一万日連続登山」にまつわる家族の物語としての切り口です。

「一万日連続登山」とかいわれると一瞬ぎょっとするし、実際の奈良男さんのビジュアルも強烈なので、どこか世離れした話のように思われるところを、細かな取材を通して、奈良男さんも私たちの隣人であり世人であるということと、でもやはりぶっ飛んだ人なのだということを明らかにしてくれます。

吉田さんのトークで印象的だったのは、奈良男さんは家族に対する負い目や悔恨の出来事があればあるほど、その懺悔の気持ちからますます山へ向かったということ。本当に、奈良男さんにとって山が「世界」だったのだなと思いました。

私は、誰しもがそれぞれに、大なり小なりそういう「世界」を持っていると思いたいです。奈良男さんの強度の高い「世界」を通して、そのことに強烈に思い至るし、他人事ではないと心ゆさぶられます。今回ナノグラフィカとコトバヤに巡回することが出来、嬉しく思います。お世話になった皆さまありがとうございました。







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