2014年12月17日水曜日

井桁さんの小屋づくり報告書


井桁さんの小屋づくり報告書⑥   文責:井桁修平


123日以来報告書の更新が遅くなり読んで下さっている方々すみませんでした。
最後の仕上げをしてましたが、長野の寒さにまだ慣れていなかった横浜育ちの私は少し体調を崩しまして2日程入院をするなど、ハプニングもありました。なんとか回復しましたが、屋根や材に雪が積もってしまい、先のスケジュールも迫っていた為に来年の春に細かな仕上げを行う事にしました。
今回、作品をつくりましたが、小屋をつくる段階で私なりに重要なポイントをまとめました。色々と拙い文章ですが読んで何かしら感じて貰えたら嬉しく思います。

①今回材料を集めるにあたり、市民なら誰でも投稿が出来る、市民新聞の「何でも紹介」の欄に廃材を募集して材を集めた事。

②①により、100%廃材や寄付で小屋を制作した。クギ、ビスすらも!

③専門的な技術、道具を使わずに作った。

④おおまかなアウトラインは考えて最後まで完成図を仕上げなかった。

⑤遊びに来てくれた友人らと考えながら相談しながら制作を進めた。

⑥材料収集も含め、約1カ月でだいたいを制作した。

以上の項目が、ぱっと思い浮かんだのですが、これをまとめて言葉にすると全てはコミュニケーションから生まれたコトやモノでこの小屋は作られているんだなと私自身気付かされました。
これからの時代は、よりそのコミュニケーションが大切になって行くのだと日頃私は思い、その一つの方法として作品をつくり続けているのですが、、、。より、一人の考えに拘らず、他の方と話し、考えや価値観を議論・共有したり、生活そのものを共有したり、ひと昔前には当たり前にあった村単位で子育てを共有したり、色々な共有が大切になっていくのだろうと、私は考えてます。私にとって、そのようなことをこれまで以上により考えさせてもらえる作品づくりでした。
この小屋を観たり、使用したりする事で人は何かを考え、そこで想い新しい何かが生まれる事を願う。
そんな想像をしていると楽しくてたまりません。
最後になりましたが、今回沢山の人達の好意によりこの小屋がほぼ完成出来た事をとても有難く感じています。
材料を提供して下さった茅野、諏訪、岡谷、辰野の皆様本当にありがとうございます。
列びにギャラリーのオーナーでもある赤松さん、自ら廃材を朝から晩までギャラリーの定休日の2日間に渡り一緒に運んで下さりありがとございます。
水彩画家の若狭さんも1日廃材回収を率先して手伝っていただきました。ありがとうございます。若狭さんのスタミナには驚きでした。
隣の家のおばちゃんやおじちゃんは軽トラックを何度も貸してくださり、草刈機やチェンソーを貸してくれた。その上に野菜や御菜を差し入れしてくださいました。あと、入院中には愛犬のお世話まで!!
硫黄岳山荘先代社長の浦野栄一さんと女将さん。
マッカーサー建築、バラック建築の真髄を披露してくれたり、唐松の丸太をもらう為に財産区長に話しを掛け合ってくれた。それによって立派な丸太を調達できた。住んでいた家(ギャラリーのはなれの2階)にはお風呂と洗濯機がなかった為、女将さんにお願いして洗濯させてもらったりお風呂をもらいにいった。
小屋づくりをしに遊びに来てくれた、硫黄岳スタッフの高橋さんや川本さんは一緒に財産区から唐松を引き出すのを手伝ってくれました。
千葉と川崎から来てくれた拓郎と順ちゃん。拓郎は柱立てを手伝ってくれて、順ちゃんは美味しい昼ごはんを作ってくれた。
今年の山小屋スタッフの同僚であった徳竹野原さんは二回も手伝いに長野市から茅野へ来てくれた。美味しいご飯や、ガラスパッチワーク、壁の下地の作業をしてくれた。
去年、常念小屋で友達になった宮田さんは一緒に小沢健二の曲を聴きながらガラスパッチワーク作業をした。次の日には同じく常念小屋で友になったユウヒが早朝来てくれて内装を一緒につくった。
最後に、休暇日に下諏訪にあるマスヤゲストハウスで知り合いになったオーストラリアから日本へたまたま来ていたフォトグラファーのステフが小屋の作品を撮影してくれました。最後にその写真の一部を記載します。ステフありがとう!!

などなど、沢山の人たちが関わりこの作品ができました。コミュニケーションを具現化させたモノです。
では、また春にお逢いできることを楽しみにしてます。

衣食住作家 井桁修平

























































































                            photo : Stephanie Kirkbright






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