2015年4月3日金曜日

「アール・ブリュット」を話そう



ビート畑や農耕地をどんどん歩いていくバックパッカーが
鉄道網や特急列車の運行とは無関係であるように、
芸術に対する私の視点や芸術の位置は”芸術の今日の問題と傾向”とはまるで無関係である

                               ―― Jean Dubuffet (拙訳)



連続企画「『アール・ブリュット』を話そう」がはじまります。


「アール・ブリュット」を話そう 第1回

日時 : 2015年4月10日(金) 19:00頃よりゆるゆる始めたいと思います

場所 : アノニム・ギャラリーのカフェスペース

参加費: 500円(1drink付きます)





「アール・ブリュット」ってなに?という方
「アール・ブリュット」はJean Dubuffetがつくった言葉で、一般的に「正規の美術教育を受けていない人によるアート」という定義がなされて、障害のある方の作品などが多く紹介されています。
日本国内でも2000年以降、「アール・ブリュット」作品の紹介の機会は増えました。
ただ、「アール・ブリュットとは何か」という定義は1945年にJean Dubuffetによって書かれた文章の引用で終わっていて、それより先の概念の議論がほとんど行われていないように思われるので、この会ではあえてみんなで話したいなという企画です。


「アール・ブリュット」の作者は基本的にその自覚がないので、「アール・ブリュット」であるかないかは専門的な第三者によって決められます。最近出た「アール・ブリュット」に関する本を読んでいても、寄稿者(専門的な第三者)によってその捉え方はさまざまであることが分かります。
また、日本国内でもアウトサイダー・アート、ボーダーレス・アート、エイブル・アート、ポコラート、アール・イマキュレ・・・などの名称が用いられることもあり、海外ではさらに多くの呼称があります。アール・ブリュットやその大きな流れは、さまざまな様相を呈して、ふくらんでいっているように見えます。

というわけで、今一度Dubuffetに立ち戻って、Dubuffetの思想とその変遷や、歴史的背景をつぶさに見ていこうと思います。その意義はあると考えます。
ちなみに、個人的にDubuffetの書く文章はとても痛快で楽しいです。


そして、私はこのイベントでは、Lucienne Peiryの学位論文『ART BRUT』をベースとする予定です。


分かりやすく、気軽に脱線したりしながらワイワイ行いたいので、
一人が「話す」ではなく、また「語る」ほどまじめでもなく、より気軽にみんなで「話そう」にしました。
大事なことはほかの大事なことともつながっていると思います。
同じ専門の人が集まるよりいろいろな人が集まった方が楽しそうだというのもあります。


この地方農村地域で、しかも夜に、この内容で、ご参加いただける方が奇跡的に(!)いましたら、
ぜひ!







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