2020年6月17日水曜日

オープンしました








五日よりopenしております。
お店を開くと、やはりいろいろな方々にお会いできて楽しいです。
企画展はありませんが、三部屋増え、見るものも増えました。
ディスタンスもとりやすくなりました。

そして、先週より茅野の素敵なパン屋「カルパ」にローリング市場の常設スペースを設けていただけることになりました。カルパさんも改装したそうで楽しくなっている模様です。ローリング品のセレクトもほんのりカルパフレイバー。おいしいパンを買うついでにのぞいていただけたら嬉しいです。ちなみに、カルパとアノニム・ギャラリーは車で10分と離れていませんので、ローリングツアーも楽しいと思います。

カルパHP→

「ローリング市場」ってなに?という方のために、カルパさんに置くための文章を書きました。ついつい一般名詞のように使ってしまう(局地的な固有名詞であることを忘れてしまう)「ローリング市場」について改めてご紹介するべく、ここに転載します。


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ローリング市場について

ローリング市場というのはアノニム・ギャラリーがやっている古物屋さんです。アノニム・ギャラリーは基本的には人が作った「作品」を扱うギャラリーなのですが、店主の趣味として開業翌年に古道具部門もはじめたのでした。
どの自治体にも一つはあるかもしれませんが、アノニム店主の生まれ育った街にも「回転市場」というお店があります。市民が持ってきた“いらないもの”を引き取って安価な値段を付けてまた市民に売って行くというお店です。私の故郷では行政もしくは委託を受けた市民団体がやっていました。安価すぎるので中学生くらいの私でも買えて、誰が編んだのか分からない編み物とか、いつの時代のなんなんだこれは?!みたいなものが並んでいて、非常にわくわくした記憶があります。そんな「回転市場」に敬意を表して、「ローリング市場」と名付けました。「ローリング」は“回す”みたいなイメージで、「ローリングする」と動詞としても使います。もしよければお使いください。どうぞよろしくおねがいします。
ローリング市場に設けた非常に重要なコンセプトは二つあります。「どんなものでも受け入れる」と「店主の嗜好によって値段が付けられる」というものです。実際にどんなものでも受け入れていて、現在受け入れる量がハンパありません。そして、その“もの”が持つ市場価値うんぬんよりも店主が気に入ったものの方に値段を高くする傾向があります。ですが、いずれにせよ基本的にとても安価であることは確かです。
以前、古道具の大御所やっちょさん(ninjinsanの店主)が若手たちに話していた言葉にこんなものがあります。「ローリング市場で一番大事なことは・・・ローリングすること!二番目に大事なのは・・・ローリングすること!三番目に大事なのは・・・(省略)・・・ただただローリングすることだね!」ローリングし続けること、動きを止めないこと、回して回して回しまくること、これが大事って、なんだかこの世界の真髄に触れているような気が最近しています。人間も自然も食べ物も命もお金もものも循環することで生きてきます。そんなわけで、ローリング市場はいろんな人に気軽にこのローリングの輪の中に参加してほしいし、たくさんのものが回って行けばいいなという思いでやっています。だから安いです。